お知らせ
(株)国際特許開発およびPDI特許商標事務所のスタッフを紹介いたします。
今回は、(株)国際特許開発の翻訳部で翻訳者として勤務している社員です。
英米学科卒。2016年に中途入社。
明細書の英訳・校正・訳抜けチェックや現地代理人からのコメントの和訳を担当。特許翻訳については未経験での入社ながら、業務効率の改善に向けた提案を積極的に行うなどして活躍している。
「自分で得た知識は、誰にも奪われないよ。」
学生時代の恩師にいただいた言葉です。この言葉に影響を受け、専門的な知識を身に付ける仕事にあこがれを抱いていました。かつ好きな英語に関わる仕事がしたいと思い、国際特許開発に入社しました。
前職では、製品のマニュアルやWebページの翻訳を行っていましたが、特許翻訳の経験はゼロでした。ですが入社以来、非常に実践的な業務を経験させていただき、経験豊富な先輩方の指導のもと、日々研鑽を積んでいます。
字面を追って、ただ「訳す」のではなく、原文と訳文とが「等価となる文を書く」ことが重要だと考えています。そのために、発明内容の理解や関連技術の調査に膨大な時間を費やします。さらに、出願先の国のプラクティスを考慮することも求められます。大変な作業ですが、時間と労力を費やして得た知識は必ず自分のものになります。一つの案件を完了したときに、この案件によってどれだけ成長させてもらえたかを感じる瞬間にやりがいを感じます。
今後は、強い権利化を支える翻訳者となれるよう、必要な知識を増やし、資格試験にも積極的に挑戦していこうと思います。一方通行的な翻訳するのではなく、クライアントに尽くし、外国出願を英訳の面からサポートできるようになりたいです。今後も日々の業務に真摯に取り組んでいきたいと思います。
皆それぞれ自立して業務を行っています。その最たるものが、日々の自発的なミーティングや、業務を改善するための新たな提案とその実践です。誰でも自由に提案することができ、皆でそれを実践していこうとする環境です。
また、働く人を大切にしている会社であると思います。社員の教育のためのサポートも充実しています。社外セミナーに参加させていただいたり、社内での勉強会も積極的に行われていたりするため、学ぶ機会に恵まれていると常に感じています。